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あなたはお酒をよく飲みますか?

仲間との飲み会や、一人でまったり晩酌…楽しいですよね^^

 

お酒は適量であれば、 ストレス発散にも周りの方とのコミュニケーションの潤滑油にもなります。

お酒が好きな人が我慢をしすぎると反動でいつもより飲みすぎたり食べすぎたりすることもあります。

 

ではお酒は飲みたいけど太りたくない場合は、どうしたらいいのでしょうか?

 

今回はそんな悩みを解決する方法をお届けします!

 

「酒飲みは太る」といわれる3つの理由

 

そもそもなぜお酒を飲むと太ってしまうのでしょうか?

それにはこんな理由が挙げられます。

 

1、 お酒の糖質で太る

 

糖質の高いお酒を飲むと血糖値が上昇するので、血糖値を下げるインスリンというホルモンがたくさん分泌されます。

 

インスリンは余った糖を脂肪に変え、体にためこむ働きがある為、太ってしまうのです。

 

実はお酒のように「液状の糖質」は固形の糖質よりも血糖値が上がりやすいです。

 

さらにお腹が空っぽの状態でお酒と飲むと、体は一気に糖質を吸収してしまうので「すきっ腹に酒」は控えましょう。

2、 おつまみで太る

 

そんなに量をたくさん飲むわけではないのになぜか太る…と感じている人もいるのではないでしょうか。

その場合は、一緒に食べるおつまみが原因になっている可能性があります。

 

お酒には食欲を増進する効果があります。

 

するとフライドポテトや、 唐揚げなどハイカロリーで良くない油のものを頼みがち。
こういったものをたくさん食べていたら当然太りますよね。

 

また、チャーハンやシメのラーメンといった炭水化物+脂質という組み合わせは太りやすいので注意が必要です。

 

3、 食べ物の代謝が追い付かない

 

お酒に含まれるアルコールは肝臓でアセトアルデヒドという物質に一旦形を変えて、そのあと代謝されます。

 

肝臓はこのアセトアルデヒドを体にとって有害な毒とみなします。
肝臓はデトックス器官なので、できるだけこの毒物を早く外に出そうとするのです。

 

食べものよりもお酒を優先して解毒していくので、 お酒をたくさん飲むと食べたものがなかなか代謝ができません。

 

そして、代謝されずの残ってしまったものが未消化物として脂肪や老廃物になって体に溜まっていくというわけです。

 

ただひとつ良いことは、お酒に強い人は弱い人よりもお酒を解毒する能力が優れているので同じ量を飲むなら太りにくい傾向にあります。

 

肝臓は代謝にすごく大きな役割を果たしているので、肝臓の代謝が活発ということは太りにくいと言えるのです。

しかし、もちろん限度はあります。

 

太りにくい傾向にはありますが、決して太らないということではありませんよ(笑)

 

 

ここまでお酒を飲むと太る理由をご紹介しました。

 

ここからどうすればお酒を飲んでも太りにくいのかについてお伝えしますね。

 

お酒を飲んでも太らない4つの方法

1、 飲む前に食物繊維を摂る

 

まず避けたいのはすきっ腹に酒。

 

空っぽのおなかの中に液状の糖質が入ると血糖値は一気に上がります。
血糖値の急上昇は太る原因にもなります。

 

そこで、飲み会の前にとっておきたいのが食物繊維です。

 

食物繊維を摂ると血糖値の急上昇を抑えてくれる働きがあります。
そして血糖値上昇がゆるやかになると太りにくくなります。

 

オススメは無塩のトマトジュースや、豆乳。
できれば無調整がいいですね。

 

コンビニでササっと買って飲むことができるのでオススメです。

 

家にいるのであれば、サラダやもずく酢(味付きは添加物が多いのでNG)を食べたり、味噌汁を飲んで内臓を温めてから家を出るのもオススメです。

 

2、 糖質の少ないお酒を飲む

 

蒸留酒の方が醸造酒よりも分解や解毒のスピードが早く体内に残りにくいため、太りにくいと言えます。

 

醸造酒とはビール、日本酒、ワイン、カクテル 、発泡酒、梅酒など

蒸留酒は焼酎、ハイボール、ホッピー、ウォッカ、 ウィスキー、ブランデーなどです。

 

醸造酒には、糖質も多く含まれています。

 

ダイエット中なら醸造酒は1杯程度にして、2杯目以降は蒸留酒を選ぶようにしましょう。

 

ただし、蒸留酒はアルコール度数も高いため、なるべく水や炭酸水などで割って飲むようにしましょう。

3、 お酒と同量の水を飲む

 

体内でアルコールが分解されるときに、アセトアルデヒドという物質が肝臓でつくられます。

 

飲み過ぎたときに気持ち悪くなったり、二日酔いになったりするのは、遺伝的な体質や多量に飲んだせいで上手に分解されずに体内に残っているせいなのです。

 

またアセトアルデヒドの毒性から内臓を守ろうとして腹部を覆っている腹膜が脂肪を蓄えようとするために、おつまみから摂取したエネルギーを燃焼せずに脂肪に変換して内臓脂肪を発生するともいわれているんです。

 

アセトアルデヒドを分解する能力は、遺伝的な体質で差があるけれど、水分を摂取することで尿とともに体外に排出することができます。

 

そのためお酒を飲むときは、お水やチェイサーを飲みながら飲むなど、アルコールと同量の水分を摂るように心がけましょう。

もし、飲み会中が難しいなら、帰り道に500mlのペットボトルの水を1本飲む習慣を。

 

アルコールには利尿作用があるため、体が水分不足になって新陳代謝を低下させてしまう原因にもなります。

だから、水分補給をして代謝を活性化させることは、翌日のむくみ解消にもつながるのです。

 

太らずお酒を楽しむために、上手に水分を補給しましょう!

 

 

4、 太らないおつまみを食べる

 

食べ方や食べ順次第で脂肪の吸収を抑えることができます。

 

揚げ物・炭水化物などはできるだけ避け、食物繊維やタンパク質を含んだおつまみを選ぶようにしましょう。

 

最初にサラダや酢の物を口にしておくと、その後に食べたものの血糖値の上昇を抑え、脂肪の吸収を抑える働きがあります。

 

【オススメのおつまみ】

・食物繊維…枝豆、キムチ、酢の物、海藻サラダなど

 

枝豆には食物繊維も多く、アルコールの分解を促し飲み過ぎや二日酔いを防ぐ働きもあります。

 

キムチは発酵食品で食物繊維が多いだけでなく、乳酸菌が腸内環境を整えたり、辛味成分のカプサイシンが代謝を活性化させてくれます。

 

しかし、野菜といってもポテトサラダやマカロニサラダは要注意です。

これは炭水化物が多い上に、マヨネーズで脂質もカロリーもたっぷりなので、は食べ過ぎには気をつけましょう。

 

・タンパク質…卵料理、豆腐、刺身、焼き魚、焼き鳥(塩)、肉(赤身)など

タンパク質は代謝を落とさないために必要不可欠な栄養素です。

お酒を飲まない日でも毎日食べることでエネルギーを消費しやすい体になります。

 

ただし、皮やぼんじりは脂質が多いので量は控えめに。

 

そして、揚げ物や炭水化物はできれば避けたいですが、どうしても食べたい時は最後の方に食べるようにしましょう。

 

最後に食べることで、空腹時に食べるよりも揚げ物の量を減らすことができます。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

まず、酒飲みは太るといわれるのには

 

1、 お酒の糖質で太る
2、 おつまみで太る
3、 食べ物の代謝が追い付かない

 

という3つの理由がありました。

それを踏まえてお酒を飲んでも太りにくくするためには

 

1、飲む前に食物繊維を摂る
2、糖質の少ないお酒を選ぶ
3、お酒と同量の水を飲む
4、太らないおつまみを食べる

 

の4つの方法が有効です。

飲み会ではテンションが上がってついつい暴飲暴食してしまいがちですが、今回お伝えした方法をぜひ実践してみてくださいね^^

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