
あなたは保育園の栄養士として働きたいと思っている、または思ったことはあるでしょうか?
もしそうなら、働き始める前にできるだけ情報が欲しいことかと思います(笑)
私は現在、栄養士として直営の保育園に勤務しています。
そこで私が考える、事前に知っておくといいかなと思うことについて書いてみました。
・保育園栄養士になりたい
・栄養士の仕事内容が知りたい
という方は必見です!
目次
一日のスケジュールを公開!
今話題の食育・調理保育とは?
保育園栄養士を目指すなら知っておきたい4つのこと
まとめ
保育園栄養士の一日のスケジュール
そもそも保育園の栄養士って普段どんな仕事をしているの?と疑問に思う方もいるかもしれません。
そこで、私の働いている保育園の一日の仕事の流れをご紹介しますね。
8:30 出勤、調理業務
10:45 離乳食提供
11:00~12:00 昼食提供、保育室巡回
12:00 昼食
12:30 食器洗浄
13:30 おやつ作り
14:30 おやつ提供
15:00 事務作業、片付け等
17:15 退勤(遅番は残り、延長保育の補食を作る)
業務の時間や役割分担など保育園によって様々かと思いますが、ざっくりまとめるとこんな感じです。
でも実はこれだけではないんです。
私の働いている保育園では、日々の業務に加えて
・食育の活動
・調理保育
というものを行っています。
この2つは最近何かと話題になっていて、注目され始めている取り組みでもあります。
では、実際どんなことをするものなのか?
それぞれ説明していきますね。
今話題の食育・調理保育とは?
食育
子どもたちに食の楽しさや大切さを知ってもらうために食育の活動としていろいろなイベントをおこなっています。
イベントはクリスマスバイキングやマグロの解体ショーなど大々的なものから、紙芝居・ペープサートなどを使ってマナーや栄養について教える小規模なものまで様々です。
また、保育園に小さな畑がありそこできゅうりやミニトマトなどの野菜を育てています。
これも食材を育てるのは手間がかかるということ、生きているものの命をいただくということを学ぶための食育の一環です。
調理保育
いつも食べている料理がどんな風に作られているのかを知るために、月に1回簡単な下処理や調理を体験します。
内容は
・クッキー作り
・カレーに使う野菜の下処理
・そら豆のさやむき など
子どもたちにとっては、お気に入りのエプロンをつけて作業をすること自体がとてもテンションの上がることなのでいつも楽しみにしてくれています。
また、自分が作ったものだと苦手なものでも食べてくれることが多いです。
これらの取り組みはすべての保育園でやっているわけではありません。
そして、日々の業務にプラスアルファでやっていることなのでけっこう大変だったりします(笑)
もし、やってみたいと思う場合は、就職する前にその保育園がどんな取り組みを行っているか調べてみるといいかもしれませんね^^
ここまで一日のタイムスケジュールや食育などの取り組みをご紹介しましたが、
働く保育園の規模や人員、方針によっても状況は異なるものです。
なのであくまで一つの例として捉えてもらえるといいかなと思います。
とはいえもちろん、共通する部分もあります。
ここからは多くの保育園で共通するであろうことについて、私なりの考えをまとめてみました!
保育園栄養士を目指すなら知っておきたい4つのこと
1、 多職種との連携が重要
保育園には栄養士以外にも、保育士・看護師・経営層・事務職など様々な職種がいます。
自分が気持ちよく仕事がしていくためには、多職種との連携がとても重要になります。
仕事をしていれば当然、トラブルやハプニングはつきものです。
具体的には
・給食の提供時間にどうしても間に合わない
・スープの中に虫が混入していた
・来るはずの食材が来ない
などなど例を挙げればキリがありません…
そんなときに多職種の方と普段コミュニケーションが取れていて、話し合える関係性ができていれば助けてくれますし、協力もしてくれます。
また、栄養士は保育のプロではないので子どもについてはわからないことも多いかと思います。
わからないことは素直に質問しましょう。
その時に、親切に教えてくれる人や面倒見のいい人を選ぶというのも一つも手ですね(笑)
あとは当たり前ですが、相手にしてほしいことがあればまず自分からそれをすることです。
・困っている姿を見たら、自分にできることはないか探してみる
・自分から挨拶をする
・仕事以外の雑談をして仲良くなる
など積極的にコミュニケーションを取ることで給食や食育についても、相談や質問がしやすくなると思います。
2、 調理技術は後からついてくる
もし今あなたが、「調理経験があまりないから、自分にはできないんじゃないか?」と考えているならそれは間違いです。
なぜなら調理の技術はスピードに個人差はありますが、仕事をしていく中で身についていくものだからです。
私も栄養士の学校に通っていながら、就職するまでろくに料理をしていませんでした。
経験があるかどうかよりも「やってみたい、できるようになりたい」というやる気があることが重要です。
また、調理パートさんがいて自分は調理業務を行わない場合であっても「知識や技術がないと舐められるんじゃないか?」と思う必要はありません。
もちろん勉強して学んでいく必要はありますが、わからないことは素直に聞いて教えてもらえるような関係性を作れる努力を日々していくことが大切です。
3、 イベントは自分で立ち上げるもの
食育や調理保育のような取り組みは必ずしもやらなければいけないことではありません。
また、イベントはあくまで子どもが食に興味をもつためのきっかけ作りであり、日々の給食の時間を充実させることの方が先決です。
とはいえ、イベントを行うと子どもたちが喜んでくれるのも事実です^^
その時はぜひ、自分でイベントを提案し立ち上げるくらいの気持ちをもって取り組んでくださいね。
そもそもどんなことをするかより、そのイベントをすることで子どもたちに何を感じてもらいたいのかを明確にすることの方が大切です。
まずそこを明確にしてからイベントを企画することでより意義のあるものになります。
また、それを保育士さんや経営層の方に伝えることができればきっと協力してくれるはずですよ^^
4、 子どもとの触れ合いが給食をより良いものにする
子どもと日々触れ合えることがこの仕事の醍醐味ともいえると思います。
なので子どもが苦手という人はあまり向かない仕事かもしれません。
でも私も最初は子どもと触れ合うことが得意ではありませんでした。
それまで小さな子と触れ合う機会があまりなく、声をかけるにもなんて声を掛けたらいいかがわからなかったんです(笑)
なので最初はぎこちなくても大丈夫です。
それでも、自分から関わりに行く姿勢をもつことが大切です。
最初は「今日の給食おいしい?」と聞くだけでもいいのですが、慣れてきたら「今日はお散歩どこに行ってきたのー?」など日常のいろんなことを聞いてみて下さい。
子どもは自分のことを話すのが大好きなのでいろいろ教えてくれます(笑)
子どもたちとコミュニケーションを取り仲良くなれれば、こちらが伝えたいことも聞き入れてもらいやすくなりますよ。
まとめ
いかがでしたか?
これまで、私が働いている保育園の一日の仕事の流れとその他の取り組みとして
・食育の活動
・調理保育
についてお伝えしました。
また、これから保育園栄養士を目指す方に知っておいてほしいこととして
1、多職種との連携が重要
2、調理技術は後からついてくる
3、イベントは自分で立ち上げるもの
4、子どもとの触れ合いが給食をより良いものにする
の4つのことを挙げました。
いろいろとお伝えしましたが、
結局のところはコミュニケーションがとれているか
が一番大事だと思います。
もちろん技術や知識があるに越したことはありませんが、それだけでは不十分です。
一緒に働く人や子どもたちと会話をしたり、自分の考えを伝える努力をすることで信頼関係が生まれ、結果的に仕事がしやすくなると思います。
今回お伝えしたことは保育園が直営か委託かなど、状況が違った場合によって当てはまらないこともあるかもしれません。
今回は直営の保育園で働いている身として、お伝えできる限りのことを書かせてもらいました。
保育園栄養士を目指す方にとって、何か一つでもヒントになれば幸いです^^