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毎日のパソコン作業がツライ・・

スマホをもつ手がしびれる・・

着替えづらい・・

なんだか目まで痛い・・

台所に立ちたくない・・

頭痛までしてきた・・

 

その症状、肩のコリが原因かもしれません!

 

「肩こり」は病名ではなく、症状のひとつですが、
放っておくと日常生活に支障をきたすことも。

 

 

あなたを悩ます肩こりの原因と対策をご紹介します。

肩こりとは

首や肩周辺の筋肉が緊張して起きるハリやコリ、ツッパリ感、

痛み、違和感などを総称して「肩こり」と呼びます。

 

ひどい場合には、目の疲れ、頭痛や吐き気を伴うこともあります。

肩こりに関係する筋肉はさまざまありますが、

 

とくに背中の一番表面の筋肉である僧帽筋が主な原因箇所です。

 

肩こりに悩む多くが女性とされ、その人口は男性の2倍以上とされています。

肩こりの原因

1. 姿勢の悪さ

約5kgある頭部を支える役目を果たすのが、首と肩です。
ここの筋肉が緊張するような姿勢を長時間続けることで、

血行がわるくなり、肩こりが生じます。

 

デスクワークやパソコン、スマホの普及、猫背などが姿勢の悪さにつながります。

 

2. 運動不足

日頃から身体を動かしていないと、筋肉のしなやかさや筋力は

どんどんと低下していきます。

すると、血液を送り出す力が不足するため、血流が悪くなり、

全身に新鮮な酸素や栄養が十分に行き渡らず、疲れやすく、

肩こりしやすくなるといわれています。

 

子どもに肩こりが少ないのは、運動量が多いためともいわれていますが、

最近はゲームやインターネットの拡がりにより、

子どもも肩こりになりやすくなっているとされています。

 

現代の子どもも大人も、ケータイやPCから離れて

カラダを動かす時間を意識的に設ける必要がありますね。

 

 

3. 噛み合わせ

歯のかみ合わせが悪いと、アゴに負担がかかりやすくなります。

アゴを動かす筋肉の緊張が首や肩にも伝わり、肩こりの原因にもなりえます。

 

4. 眼精疲労

 

PCやスマホの操作、長時間の読書などで目を酷使することで、

眼球周辺の筋肉の緊張状態が繰り返されることで、

慢性的に筋肉が硬くなり、肩こりにつながります。

 

また、まばたきの回数が減りドライアイになることで、

眼精疲労を起こして肩こりにつながることもあります。

5. 冷房

冷房がガンガンと効いた部屋で過ごすことで、

体温が低下し血管が収縮し血行が悪くなります。

そうすることで、肩こりも生じやすくなります。

カラダの冷やしすぎには要注意です。

6. 睡眠不足や精神的ストレス

慢性的な睡眠不足や精神的ストレスにさらされ続けることで、

全身の筋肉が緊張し、自律神経が乱れます。

交感神経が優位になると、筋肉や血管が収縮し、血行が悪くなり肩のコリにつながります。

肩こり改善の食事ポイント

ビタミンB群を摂る

 

ビタミンB1

糖代謝を促し、疲労の蓄積を防ぎます。
(ビタミンB1を多く含む食材:大豆、豚肉、鰻など)

ビタミンB6

たんぱく質の代謝を助け、神経伝達物質の合成にも役立ちます。
睡眠不足やストレスの解消のために意識したい栄養素です。

(ビタミンB6を多く含む食材:鮭、ツナ、鶏肉など)

 

ビタミンB12

末梢神経の働きを正常に保つ働きがあります。
(ビタミンB12を多く含む食材:魚介類、レバー、卵)

ビタミンCを摂る

筋肉を構成するコラーゲンの生成に関わり、筋肉を丈夫に保ちます。
またストレスが多い人ほど、積極的に摂取すべき栄養素です。

(ビタミンCを多く含む食材:ブロッコリー、ゴーヤ、ピーマンなどの緑黄色野菜)

ビタミンEを摂る

抗酸化作用があり、毛細血管を拡げる働きを持ち、血流をスムーズに保ちます。
(ビタミンEを多く含む食材:アーモンドなどのナッツ類、カボチャ、鮭など)

カルシウムとマグネシウム

この2つの栄養素を併せて摂る事で、筋肉収縮や神経の働きがよくなります。
(カルシウム・マグネシウムを多く含む食材:ナッツ類、魚介類、大豆製品など)

クエン酸

疲労の原因物質“乳酸”をエネルギーとして使えるようにしてくれるのがクエン酸です。

そのため、エネルギーの生産が効率よくなり、カラダが疲れにくくなります。

(クエン酸を多く含む食材:梅干し、レモン、グレープフルーツなど)

 

!肩こりにお悩みの方は注意!ーカフェインー

カフェインは交感神経を刺激する作用があるため、

筋肉がつねに緊張していまい肩こり悪化につながります。
また、夕方以降や就寝前のカフェインの過剰摂取は良質な睡眠の妨げとなります。

カフェイン飲料は適度な量とタイミングをみて楽しむことが大切です。

(カフェインを含む食材:玉露、緑茶、コーヒー、紅茶、ココア、栄養ドリンク、コーラなど)

生理前の肩こり

生理前に肩こりになりやすいということは、意外と知られていません。

 

生理前はプロゲステロン分泌量が増えるため、さまざまな不調を起こしやすくなり、

肩こりもそのひとつの症状です。

とくに、普段から冷えや眼精疲労がある人は、肩こりになりやすく

生理前に症状が強くなります。

 

また生理前になると、脳内の神経伝達物質であるセロトニンの分泌量が減少し

ホルモンのバランスが不安定になるため、

自律神経が乱れ、カラダもココロも交感神経が優位になりがちです。

 

交感神経が優位になると、血管が収縮、血行不良を起こすため、

肩がコリやすくなります。

 

症状が生理開始と同時に軽減される場合は、

PMS(月経前症候群)の可能性も考えられます。

 

生理前はプロゲステロンの分泌量の低下により、体調不良になりやすく、

カラダを動かすのがおっくうになってくる時期です。

 

そのため、運動不足になったり、姿勢がわるくなることで、

さらに肩こりの症状が悪化する可能性もあります。

 

肩こり改善のための過ごし方

肩こりというと、整体や鍼灸院への通院、貼り薬や飲み薬の使用をイメージしがちですが、

それらはすべて対症療法であり、根本の原因を正すことにはなりません。

 

姿勢を正す
カラダを冷やさない
運動習慣を持つ
睡眠時間を確保する
食生活を改善する

 

上記のことを意識して日々過ごすことで
肩こりの主原因である筋肉のこわばりを緩和させることができ、
本当の意味であなたを肩こりのツラさから解放してくれます。

いますぐできる肩こりの対処法

1.肩回りをほぐす

肩を上下に動かしたり、肩甲骨を意識してうごかすことで、筋肉がほぐれやすくなります。

お風呂からあがったあとなど、カラダが温まっている状態で行いましょう。

 

2.肩や首を蒸しタオルであたためる

水に濡らしたタオルを1~2分レンジであたため、

肩や首、目頭にのせ温めることで、血行をよくし、

痛みを和らげる効果があります。

かならず、適温かどうかを確認してから患部にあてましょう。

 

3.腕を振って、ウォーキング

いつも降りる駅の1つ前で降りてみたり、

買い物のときは駐車場をあえて遠くに停めてみるなどして

歩く機会を増やしましょう。

その際、腕をしっかりとふることで、全身の血行を改善する

有酸素運動の効果がより期待できます。

 

まとめ

肩こりとは

僧帽筋周辺で起きる、コリやハリ、痛みなどを総称して呼ぶ。

目の疲れや吐き気を伴うこともある。

男性より女性に多く見られる。

肩こりの原因

1.姿勢の悪さ

2.疲労・運動不足

3.かみ合わせ

4.眼精疲労

5.冷房

6.睡眠不足・精神的ストレス

肩こり改善の食事ポイント

1.ビタミンB群を摂る(ビタミンB1.6.12)

2.ビタミンCを摂る

3.ビタミンEを摂る

4.カルシウムとマグネシウム

5.クエン酸

!肩こりの人は要注意!カフェイン

生理前の肩こり

生理前はプロゲステロンの分泌量の上昇と、セロトニンの分泌量の減少により

肩がこりやすくなる。

日頃から冷えや眼精疲労がある人は症状がより強くなる傾向にある

肩こり改善のための過ごし方

姿勢を正す

カラダを冷やさない

運動習慣をもつ

睡眠時間を確保する

食生活を改善する

今すぐできる肩こりの対処法

1.肩回り

2.肩や首を蒸しタオルで温める

3.腕を振って、ウォーキング

 

 

いかがでしたでしょうか。

日常生活のちょっとした心がけで、肩こりのツラさは軽減されます。

 

 

肩こりが改善されれば、今よりもっと軽やかに毎日をすごせますよ!

ぜひ、意識しておすごしくださいね。

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