プロフィール
「健康」という「資産」をどのように運用・活用していくか考えるライフプランを設計する、管理栄養士。
ライフステージ(20代、30代、、、)やライフイベント(結婚、出産、介護、、、)ごとに「健康」を考え、その時々に応じたライフスタイルを考えます。
ライフイベントにとって、「病気」はリスクです。リスクを回避・軽減することによって収入にどのような差が生じるのか。
リスクを避けるためにはどのような行動をとればよいのか。「病気」というリスクを避け、「健康」であり続ける方法を、個別に考えていきます。
これまでのストーリー
大阪府出身の3人兄姉の末っ子。4年制大学を卒業後、自動車部品の製造工場に就職。事務として6年間勤務する。
プライベートでは、水泳をしていて「いかに、楽に、速くなるか」と意識してトレーニングしていたが、食事からのアプローチが大きい事に改めて実感する。
リーマンショックの不景気時に、仕事がほとんど無くなり、自己研鑚に費やす時間が増え、管理栄養士の選択肢を見出す。30歳になる年に一念発起し、退職を決意し、管理栄養士養成校に編入学し、2年間修学する。
卒業後は、管理栄養士として直営の病院や、受託の従業員食堂に勤務する。現在、米飯卸会社の品質管理に務めている。
私の栄養士になるきっかけは、リーマンショックの不景気の時だった。
仕事が無くなり、整理整頓清掃の日々で、かなり不安になった。幸いなことに自己研鑚をする時間が多く取れるようになったので、趣味の水泳の研究から食事に興味を持つようになった。将来の事を考えると手に職を持った方がいいという考えになり、栄養士・管理栄養士の勉強をするようになった。
養成校に通うようになってからは、一回り近い歳の差がある子たちと勉強するので、必死に勉強をした。そのおかげで通常3年のところ2年で卒業できた。
勉強を重ねるうちに、自分の目指すところは治療のための食事ではなく、予防のための食事に力を入れたいのだと気付いた。
はじめに就職した病院では、治療食の事をしっかり勉強しようと思い入職したが、調理業務に苦手意識を持ってしまい、6ヶ月で退職した。次の職場の従業員食堂では、給食の管理や衛生の管理を行っていた。また2月に1回、食堂の利用者を対象に健康に関する相談会を実施していた。
1回に利用者は延べ60件ほどで、5分間の相談業務を行っていた。中には、熱心にこちらの話を聞いてくれたり、継続して来て報告してくれたりする方もいた。相談を聞いているうちに、年齢を重ねると病気になるのは当たり前でどうしても避けられないものという考えが、多くの人に根付いていることに気が付いた。
知識をもって実行すれば、遠くない近い未来に起こるかもしれない病気や痛みを無くすことが出来るかもしれない。医療費にかけるお金を減らすことが出来れば、その分のお金をほかの余暇や自己投資に使えるのではないか。
そうしていくことによって、健康寿命が延び、いつまでも元気で若々しく生き続けることができるのではないかと考えるようになった。
「ピンピンコロリ」という言葉がある。意味は「老衰」の事で、いつもでも元気に生きて、最後は苦しまずに死ぬという思いが込められている。いつ死んでも良し、いつまで生きても良し、そんな世の中にしていきたい。