こんにちは! 管理栄養師MitsuHiro(ミツヒロ)です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます(^。^)
今日も糖質制限についての続きです。
糖質を制限するってことは
「タンパク質や脂質をたくさんとるってことですよね?
それって食事バランスとして大丈夫ですか?」
こういった疑問を抱きます。
実際僕も思っていました。
でも、糖質制限を理解していくうちに
それは誤解だということがわかりました。
ちょっと説明しますね。
まず、脂質の摂り過ぎについてです。
一般に脂質の摂り過ぎが肥満を招くと思われています。
でも、これは誤解だということがわかっています。
これはアメリカで行われた実験の結果からわかります。
かつてのアメリカでは脂質の摂り過ぎが肥満の原因
だと思われていました。
そこで国を挙げて、
脂質の制限に取り組みました。
1971年から2000年までの30年間で
摂取比率を36.9%から32.8%まで4.1%も
減少することに成功しました。
予想が正しければ肥満が解消されるはずですよね・
では、結果肥満が減少したのか?
実は、肥満率は増えてしまったのです。
1971年には14.5%だった肥満率が
2000年にはなんと30.9%まで上昇
してしまいました。
脂質の摂取比率は減少したのにです。
これは脂質を減らした結果、糖質の
摂取比率が上がってしまった結果だと
推測されています。
つまり肥満の原因は脂質ではなく
糖質だということ。
そして生活習慣病の原因の多くが
肥満だということです。
つまり生活習慣病の原因は
糖質の摂り過ぎなんです。
そして、日本でも同じようなことが
起きています。
糖質の量を減らして脂質の
量を増やしたとしても肥満という観点
から見た場合は少なくとも大丈夫です。
アメリカの実験にあるとおり
脂質の摂り過ぎは肥満につながりません。
むしろ糖質の摂り過ぎのほうが
デメリットになるということです。
肥満を解消したい人は
エネルギーをコントロールするのではなく
糖質をコントロールする。
この考え方が正解です。
ただ、どんな脂質を食べるのかで
変わる部分もあるのですがそれは
また別の機会にお伝えしようと
思います。
次回はタンパク質の食べ過ぎが
大丈夫なのか?
この疑問についてお伝えしようと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
また遊びに来てくださいね(^。^)