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将来、フリーランスになりたいという栄養士は多いです。

ただ、そのために何から始めたらいいのかわからない人がほとんでしょう。

今回はそんな栄養士のために何から始めるべきかをお伝えします。

栄養士がフリーランスになりたいと思ったら知るべきこと

1 考えること

考えるより先に行動した方がいいはウソ

本当に最初にやるべきことからお話しします。

それは、「なぜ、フリーランスになりたいと思ったのか?」

これをしっかりと考えることです。

 

よく、考えるより先に行動した方がいいと言う人がいます。

僕はこれは間違いだと考えています。

なぜなら、「考える」ということも「行動」だからです。

「正しく考える」ことはそのあとの行動を加速させます。

 

・なぜ、フリーランスになろうと思ったのか?

・なぜ、今の職場ではダメなのか?

・自分は何のためにフリーランスになるのか?

 

しっかりと考えてから行動することでフリーランスとして活動するための「軸」ができます。

「軸」ができるとブレても戻ってくることができるのです。

ですので、まずはしっかりと「考える」ことから始めましょう。

 

「悩む」と「考える」

ここで誤解を招かないように伝えておくことがあります。

僕は「考えるより先に行動した方がいい」というのは間違っているとお伝えしました。

しかし、「悩んでいるより先に行動した方がいい」というのは正しいと考えています。

 

同じように見えますが、これは全然違います。

悩む」という行動は答えのないことを探すことです。

「考える」という行動は答えを探すことです。

ここでいう「答え」とはそのあとにつながる行動のことです。

しっかりと考えれば、それはそのあとの行動に繋がります。

 

ですが、よく悩んでいても解決しないと言いますよね。

つまり「悩む」という行動はそのあとの行動に繋がりにくいのです。

 

例をあげましょう。

「お金がない」という問題があったとします。

これを

「お金がないけどどうしよう。。。」

「明日の食事は大丈夫かな」

「不健康になったら嫌だな」

「これからどうなるのかな」

このように、答えのない問題を列挙していくことが「悩む」です。

 

これが

携帯代を節約すればお金ができるかもしれない」

「不用品を売却すれば、少しは足しになるかな。」

「そもそも、なぜお金がない状況になったんだろう?」

このように、本質的な問題や解決策につながるような次の行動につなげることが「考える」です。

 

これは「答え」が正しいかどうかは関係ありません。

考えたからと言って、すぐに自分の望んでいる結果が得られるわけではありません。

しかし、考えた上での行動は「テスト」です。

「テスト」を繰り返せば「正しい行動」につながります。

ここでいう正しい行動とは「自分の望んでいる結果を得られる行動」です。

 

「正しい行動」は自分が考えた行動をテストすることで身についていきます。

または「正しい行動」をを知っている人にアドバイスしてもらうことも有効です。

 

 

悩むことが悪いわけではありません。

ただ、フリーランスを目指す上では解決しないことに時間をかけていたらもったいないということですね。

 

考えることは本質的な問題を探し、正しい行動につなげること。

悩むことは答えのないことを探して、行動につながらないこと。

 

これをしっかりと区別しておくとフリーランスを目指す上では役に立ちます。

 

2 得意な分野を見つける

「やりたいこと」でフリーランスを目指さない

次に必要なステップは「得意なこと」を見つけることです。

間違えないで欲しいのは「やりたいこと」と「得意なこと」は必ずしも一致しないということです。

 

「やりたいことで得意なこと」でフリーランスを目指すのはいいのです。

ですが、「やりたいけれど得意ではないこと」では目指さないでください。

この「やりたいけれど得意ではないこと」で始めることが一番の失敗要因になります。

 

相手に価値を与えるためには「得意なこと」

ここで整理しておきましょう。

フリーランスを目指すということは

「自分自身で仕事を請け負い、収入を得ること」

これで間違いないですか?

 

つまり、クライアントやお客さんはあなたに「仕事」を依頼しあなたはその対価として「収入」を得ます。

ここまでは、よく分かっていただけるでしょう。

 

ではこの仕事を依頼するクライアントやお客さん目線で考えてみてください。

 

この人たちは「あなたがやりたいこと」だから仕事を依頼するのではなく、「あなたが自分よりも得意なこと」だから仕事を依頼するのです。

 

フリーランスとは趣味ではなく仕事です。

仕事としてやる以上は相手に価値を与えなければいけません。

価値を与えるためには自分の「得意なこと」を選んだ方がより高い価値を与えることができます。

そのためにも、「得意なこと」をしっかりと探す。

そして、それをさらに磨きながら成長していく方がフリーランスとしては上手くいきます。

 

「得意なこと」の見つけ方

「でも、得意なことなんてないんです。。。」

必ずと言っていいほどこのように答える人がいます。

しかし、これは大抵間違っています。

勘違いして欲しくないのは「得意なこと」とはクライアントやお客さんよりも得意なことであればいいのです。

 

例えば、僕は栄養士です。

ただ、栄養学が得意だとは思っていませんでした。

しかし、世間一般の人と比べると僕は栄養学が得意な方です。

なぜなら世間一般の人は「3大栄養素」や「必須アミノ酸」のことすらわからないからです。

でも、僕ら栄養士にとってはそんなの知ってて当たり前です。

僕にとっては当たり前のことだとしても、クライアントやお客さんにとっての僕は「栄養学が得意な人」になるのです。

 

でも、栄養学の権威の先生やそれを専門にしている人に比べたら「不得意」ですよね。

でも、その人たちはあなたのクライアントやお客さんではないのです。

「得意なこと」を見つける時に比較するのは将来のクライアントやお客さん。

つまり、あなたに仕事を依頼する人です。

 

比較する相手を間違えなければ、自分の「得意なこと」は見つけることができます。

 

まとめ

まずは何よりも正しく考える

いかがでしたでしょうか?

闇雲に行動するよりも「正しく考える」そして「正しく行動する」ことでフリーランスとして成功する確率は上がります。

得意なことを見つけるということも「正しく考えること」で見つかるのです。

自分ではわからないことも、色々な人にアドバイスをもらいながら「考える」という行動をとってみてくださいね。

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