FROM:黒田光弘
先日は月に1回開催している
PMC(予防医学クラブ)の勉強会がありました。
テーマは「幼児期の食育」です。
僕らのような予防医学に
関心のある人は「食育」って
よく聞く言葉だと思います。
でも、世間一般にまだまだ「食育」って
なじみのない言葉なんですよね。
そして、そもそも「食育」ってなんだろう、と
考えた時に明確な答えがある人は
少ないでしょう。
あなたはどうですか?
今回はそんな食育の中でも
「幼児期の食育」に絞っての
勉強会でした。
プレゼンターとして
実際に現在も保育園で勤務されている
栄養士の「野本さくら」さんにお話を伺いました。
世間一般に考えられている「食育」と
本当に伝えなければいけない「食育」とのギャップ。
子どもを持っている親や
これから子をもつ親になる人には
ぜひ、聞いて欲しい内容でしたね^ ^
いろいろお話を聞かせていただきましたが
その中で印象に残った話を1つシェアしますね。
それは
「食材と触れ合うことを食育の基本としてほしくない」
ということです。
今回の参加者の方、全員に質問したことがあります。
それが
「幼児期の食育(2〜5歳)って
どんなことをしているイメージですか?」
という質問です。
そこでほとんど人が
「芋掘り体験」や「食材の種まき」など
食材を調理する前の状態を
知って食の大切さを知るようなこと。
こういった食育をイメージしていました。
ただ、それだけを食育だと
感じて欲しくない。
というのが現場で働きながら
疑問に感じていたことだそうです。
もちろん、食材に触れることは
とても大切なことです。
ただ、たとえば種まきをしても
ほとんどの場合、管理は保育士の方など
大人が請け負うことになる。
だから、最初から最後まで食材を
見ていられないので
完全に食材の大切さを伝えきれないそうです。
だから、それ以外の食育にも
関心を持って欲しい。
それが今回のお話の1つでした。
ちなみにそれ以外の食育の1つが
「共食」の大切さを学ぶこと、です。
ようは何を食べるか、ということも
大事だが、
誰とどうやって食べるのか、も
大切なことだと知って欲しい、
ということです。
大人になるとどうしても
一人の食事の時間が増えていきます。
でも、今は子どもでも一人で食事をする
機会が増えてしまっている。
だから、
みんなで食事を楽しむことの大切さ
この重要性に
幼児期のころから気づいてほしい。
それを知ってもらうことも「食育」の1つだということですね。
僕もこの意見には大賛成です^ ^
「食育」ってひとくくりにしても
意見はいろいろあります。
きっと、正解なんてないのだとも思います。
でも、僕らのような「食」に関わる人間が
それを通じて、豊かな生活や心を
手に入れるきっかけを
作ることができたらいいですよね。
そんな機会を増やすためにも
どんどん食の大切さを
伝える人が増えて欲しいなと、思います。
改めて「食育」について
考えることができた勉強会でした。
野本さん、この場を借りて
お礼を申し上げます。
これからも、「食育」の大切さを
広めてくださいね。
そして
今このブログを読んでいる
あなたもぜひ^ ^
お互い、頑張りましょう。
P.S
毎月、予防医学に関することを
テーマに勉強会を開いているのが
今回のPMCです。
あなたも、ぜひ遊びにきてくださいね。
また募集しますので
興味のある方はお待ちくださいね。
PPS
参加してみたい!と思っている方は
こちらのグループに申請しておいてくださいね。
https://www.facebook.com/groups/1385446161472285/
先行してご案内していますので^ ^
それでは、また明日