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これから、自分が持っている資格を生かして副業もしくは独立していくために必要となるもの。

 

それは「商品」です。

料理や本などのかたちのある「商品」もあれば、カウンセリングやコンサルティングなどのかたちのない「商品」があります。

ただ、いままで商品なんて作ったことがない。

そんなときに、まず知っておいてほしい「商品のつくり方」をお話します。

 

「食」に関わる資格を生かして商品をつくるには?

商品は2つの「つくる」

まず、「つくる」とはなんなのか?

商品は2つの「つくる」にわかれます。

 

それは「創る」と「作る」です。

「創る」とは商品のアイディアを考えること。

「作る」とは考えた商品のアイディアを実際に提供できるかたちにすることです。

では、それぞれ詳しく説明しましょう。

商品を創る

これはアイディアを生みだすということです。

あなたがこれから提供する商品のアイディアですね。

アイディアを生み出すというと難しく考えてしまうかもしれません。

でも、基本を知ってしまうとそうでもありません。

 

基本は2つです。

 

・既存のビジネスを組み合わせる

・既存のビジネスを細分化する

 

それぞれ説明しますね。

 

既存のビジネスを組み合わせる

これはすでに世の中にあるものを組み合わせて新しいアイディアを生み出す方法です。

たとえば、あなたは「俺の〇〇」という名前の飲食店を知っているでしょうか?

ここ数年で成長した飲食店ですね。

この飲食店がとった戦術こそ既存のビジネスを組み合わせたものです。

 

美味しいフランス料理を出してくれるお店はすでに存在します。

でも敷居が高くなかなか利用できない。

また、立ち飲み屋も存在していました。

しかし、気軽さはいいが客層が限定される。

 

このすでにある2つの飲食店を組み合わせることで今までなかった「気軽に入ることができる立食フレンチ」という商品を生み出したのです。

 

このお店はこの戦術により商品をどんどん拡大しました。

今までにない新しいものを生み出すのではなく、既存のものを組みあせて新しいものを生み出したのです。

 

あなたも新しい商品を考えるときはすでにある既存のビジネスを組み合わせることを考えてください。

そうすることで、あなたにしかできない新しい商品を生み出すことができるかもしれません。

 

既存のビジネスを細分化する

おそらくこちらのほうがやり易いと思います。

これは既存のビジネスを細分化することで新しい商品を生み出す方法です。

 

たとえばエステ業界を見てみましょう。

エステが出始めた当初はエステといえば美容の専門店として認識されていました。

しかし、エステ業界が成熟するにつれただ「エステ」というだけでは売れなくなっていきます。

 

そこからどうなっていったかというと専門性を決めて細分化していくというステップを踏みました。

「脚やせ専門」「耳つぼダイエット専門」など独自の専門性を打ち出して差別化しました。

すでにある「エステ」という業界から専門性を打ち出し細分化することで新しい商品として提供したのです。

 

ちなみに「脚やせ専門」のエステだとしても本当に脚やせだけをやっているところは少ないです。

それをきっかけにそのほかの商品も提供します。

大事なことは専門化したことでその他の商品を購入してもらうきっかけにしてもらうというステップなのです。

 

すでにあるものを細分化することで新しい商品を生み出すということを覚えておいてください。

 

栄養士はどうやってサービスを創るのか

では、「食」に関わる資格を生かして商品を創るにはどうすればいいのか?

今回は「栄養士」に当てはめて考えてみます。

すでにあるものを例に挙げてみましょう。

 

既存のビジネスを組み合わせたもの

パーソナルトレーニング+炭水化物ダイエット=ラ○ザップ

起業塾+栄養士向けセミナー=栄養士起業塾

料理教室+ダイエットプログラム=ダイエットプランナーの養成講座

 

既存のビジネスを細分化したもの

スポーツ栄養士⇒野球専門のスポーツ栄養士

料理教室の栄養士⇒和食専門の料理教室の栄養士

病院栄養士⇒予防医療に特化した栄養指導を行う栄養士

 

こういったものなどが挙げられます。

フリーランスとして活躍している人たちは、このどちらかの要素を含んでいるビジネスではじめている人がほとんどです。

まったく新しいものを生み出そうとせず、今あるものの中からあなただけの商品を創ればいいのです。

 

商品を作る

次の要素は「作る」です。

これはアイディアを実際に提供できるかたちにするということです。

あなたの商品を提供するためにはどんな方法が考えられるでしょうか?

 

たとえば、栄養士だとしたら例えばこんなかたちで提供できます。

 

・サポートプログラム(ダイエット、パフォーマンスアップなど)

・個人相談

・セミナー、講演会、料理教室

・教材販売(DVD、レポート、物販など)

・資格養成講座の開催

・出版

・取材、メディア出演etc…

 

他にもまだまだ考えつくとは思います。

 

ただ、商品を「作る」うえでも抑えておきたい3つの要素があります。

 

商品の3つの要素とは

 

知識(技術含む)

空間

 

商品とはこの3つの要素から成り立ちます。

 

これはわかりやすいですよね。

食材や料理、化粧品、家電など実際に物として売られているサービスです。

形として手元に残るので非常にわかりやすい提供方法です。

 

知識(技術含む)

これはいわゆるコンテンツビジネスです。

PDFレポートやセミナー、コンサルティングなどがこれに当たります。

 

空間

これは物や知識とセットになることが多いです。

おしゃれな飲食店や料理教室などが1番わかりやすいでしょう。

 

これらの3要素は独立しているわけではなく、それぞれの要素がサービスに含まれます。

 

たとえば「本」は物ですが、目的は知識の提供ですよね。

 

また、「料理教室」であれば 料理の「知識」と出来上がった「料理(物)」、さらにみんなで楽しむ「空間」。

すべてを含んだサービスになります。

 

このように商品を作る上ではこの3つの要素をどのように組みわせて提供するのかを考えていくといいでしょう。

 

まとめ

商品を提供する相手が大切

いかがでしたでしょうか?

「商品」をつくるイメージができましたか?

 

この商品をつくる中で考えてほしいことは「提供する相手」です。

 

相手がどんな商品だったら、買いたいと思うのか?

どんな商品の提供してもらえると嬉しいのか?

 

答えはいつも「提供する相手」が持っています。

ぜひ、あなたも「提供する相手」のことを考えて商品をつくってくださいね。

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